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ピジョン・ブラッド
 ふわっと漂う甘い香りに、渚は周囲を見渡した。
 ブルガリ・プールオムの清涼感とも、クロエ・オードパルファムの抱擁感とも異なる、心躍らせる芳香。
 その残り香の先に、ある女性の姿があった。

 夕時のカフェ・フルーク店内では、仕事帰りのOLと買い物帰りの若い主婦が、思い思いのひとときを過ごしている。
 どの女性達も自分磨きに余念がないが、その殆どがファッション雑誌が謳う「個性的」という名のマニュアルをなぞっている。
 そんな女性達がこのカフェに集う理由、それは情報収集の為だ。
 ティーンからアラフォー世代にまで人気のあるファッション誌『ヴィーゴ』。
 その『ヴィーゴ』のライターやモデル達が、このカフェ・フルークの場連なのだ。
 雑誌未掲載の最新アイテムやヘアスタイル・メイクアップや着こなしをいち早く眼にしようと、都外から足繁く通う読者も少なくない。
 しかし、お目当てはそれだけではない。
 このカフェ・フルークでライターやスタイリストに声をかけられ、モデルデビューを果たした女性もいる。彼女たちはその日を迎えるため、頑張って自分を磨き、カフェ・フルークという名のショーウィンドゥで自らを売り出しているのだ。
 そういう考えは、渚の中にはない。
 カフェ・フルークに彼女が通うのは、そんな女性達が見たいからだ。

 不思議な香りを纏うその女性は、煌びやかな客達の中でも一際目を引く存在だった。
 夏と言えばふんわりしたアジアンスタイルや、色鮮やかなガーリーで統一するのが定番なのだが、その女性は純白のビッグブラウスに漆黒のレギンスパンツ、足下はベージュのエナメルと、全身をモノトーンで統一し、凜とした清涼感を漂わせている。
 腰まで届く黒髪は艶やかに靡き、白いブラウスに一際映えるアクセントとなっている。
 血管が透ける程の白く危うげな肌が、見る者の心を奪う。
 直線的に引き締まったフェイスラインに小さな薄い唇、やや長めでつんと高い鼻、切れ長でつり上がった目の奥には、オニキスのような深く黒い瞳が輝く。
 女性はカウンターの前に静かに立つと、小さく、しかし良く通る声で店員に話しかけた。
「リゼをアイスで」
 カウンターとテーブル席は十数メートル程離れている。
 にも関わらず、その声が自分の耳元で囁かれたかのように思えて、渚は思わず溜息を漏らした。

 琥珀色のリゼで満たされたグラスを受け取ると、女性はあたりを見渡す。
 その視線が渚の視線と重なった。
 女性はにっこりと微笑むと、まっすぐ渚の方へ歩いてくる。
(ど、どうしよう……)
 渚は動揺しながらも、その視線を逸らすことが出来ずにいた。
 そんな渚の目前に女性は立ち止まった。
 思わず、渚は呼吸を忘れる。
「こちら、よろしいかしら?」
 女性は渚の前の空席を指して言った。
「え? あ、は、はいっ!」
 渚は顔を真っ赤にして、しどろもどろになりながら答えた。
 何のことはない、そこしか空席がなかっただけだ。
(莫迦だ、あたし……)
 火照る顔を見られないよう、渚は肩を窄めて俯く。
 店内の全ての視線が注がれているようで、彼女の顔はますます赤く染まり、堪らず店を出ようと立ち上がった。
 その手を女性が掴む。
 ふわりと、甘い香りが渚を包む。
「ごめんなさい。私が消えるから、あなたはゆっくりして」
 黒瑪瑙の瞳に見つめられ、渚は更に顔を紅潮させた。
「いえ、そんなつもりじゃ……」
 渚はどぎまぎしながら、椅子に腰を下ろした。

 そして今、渚はその女性――黒依玲子とともに、ディナーを楽しんでいる。
 気まずいムードをどうにかしようと、何故か聞かれもしない自己紹介を始めたところまでは覚えている。
 その後も、渚が他愛もない会話をほぼ一方的に喋ったような気がする。
 玲子は涼しげな微笑みを浮かべて静かに聞いてくれた。
 それがどう転がったのか、玲子がこのフレンチレストランへと渚を誘ってくれる結果へと繋がった。
 店内はいくつかの個室に分かれていて、そのうちの一室へと二人は案内された。
 メニューはフランス語に日本語の付記が成されていたが、渚には何が何だか解らず、オーダーは玲子が全て行ってくれた。
 食前酒のシードルが入ったグラスを傾け、乾杯をする。
 キャンドルの灯りに黄金色に輝くその液体は、喉の奥を擽りながら通り抜けてゆく。
「こちら、本日のアミューズで御座います」
 ウェイターがそう言いながら、テーブルに小皿を置いていく。
 その後ろ姿が消えてから、渚は玲子に尋ねた。
「あの、アミューズってなんですか?」
「前菜の前に出る小さな料理で、『口の楽しみ』って言うの。小料理屋の先付けやお通しみたいなものよ」
 玲子はそう答えると、くすりと笑った。
「す、すいません。フレンチなんて馴染みがなくて」
「可愛いのね」
 渚は自分の心臓が止まったのではないかと思った。
 その顔を、玲子は微笑みながら見つめている。
 キャンドルの炎が、その瞳に色を添える。
 コース料理を一通り食べ終え、テーブルにはレモンジュレが運ばれた。
 しかし玲子はそれに一瞥もくれず、渚を熱っぽい瞳で見つめている。
「なんだか、あの店に来る他の子達と、ずいぶん違うのね」
「あた……私は、あの雰囲気が好きなだけで、モデルとか、ファッションとか、そういうのは向いてないんです!」
 見ているだけで十分だった。自分には合わないから。
 それは渚の本心だった。
「そうかしら?」
 玲子が囁く。
「あの場所に足が向かうのも、集まる子達に目移りするのも、ただ愛でるだけのため?」
 玲子の顔が近づく。
「……違うでしょ?」
 その瞳の奥に炎が宿る。
「抑えつけることはないのよ。自分の中の気持ちを」
 渚は視線を逸らすことが出来ない。
 玲子の瞳の中に、火照った自分の顔が写り込む。
 あの甘い香りが強くなる。
「……可愛い」
 渚の唇に玲子の唇が重なる。
 口中にあの香りが満たされてゆく。
 渚はそっと瞼を閉じ、玲子にその身を委ねた。

 されるがまま渚は服を脱ぎ、ベッドに仰向けになる。
 その上から、全裸の玲子が覆い被さる。
 乳房を通して伝わる互いの体温と鼓動。
 玲子は渚の顎に手をかけ、くいっと引き上げるとその唇を奪う。
 舌と舌を絡め、互いを求め合う。
 玲子の唇は渚の唇から離れ、首筋、乳首、脇、指先、臍へとその舌を這わせる。
 その度に、玲子の黒髪が彼女の身体を擽る。
 玲子は左手で渚の栗色がかったソフトカールミディを弄んでいる。
 そしてその右手は、サイドテーブルの上にあるポーチへと伸びていた。
「ねえ……あなたに贈り物があるの」
 玲子は上半身を持ち上げ、馬乗りのような体制になる。
 照明を背負った玲子の瞳が、影の中で深紅に輝く。
「全部、飲み干してね」
 玲子はそう言うと、右手に持った剃刀を自らの左手首にあてがい、すっと引いた。
 そして鮮やかな鮮血が滲み出るその手首を、渚の唇の上に翳す。
 ――濃厚な甘い滴が、渚の唇に触れた。
 渚は口を開き、その舌で玲子の滴を受け止める。
 熟成されたシャトー・カニュエにも似た、酸味と甘みのハイブリッド。
 その紅玉色がゆっくりと口中を満たしてゆく。
 渚は我慢できず、玲子の左手首に唇を寄せた。

 どれくらい経っただろうか。
 喉の渇きを覚え、渚は目を覚ました。
 冷蔵庫からスパークリングウォーターを取り出すと、口中に貼り付いた血液を洗い流す。
 ベッドを見ると、そこには一人の女が横たわっている。
 何処にでもいるような、ごく普通の女。
 サイドテーブルのポーチをたぐり寄せ、その中から免許証を取り出す。
 その女――宮田佳美は、どんよりと濁った瞳で天井を見上げ、絶命していた。
 渚はポーチを元に戻すとシャワールームへと向かう。
 シャワーを浴びながら、渚は自分の身体を確認するかのように撫でる。
 その身体の全てに満足し、彼女は吐息を漏らす。
 その吐息は甘く、蠱惑的な香りを孕んでいた。
 ――もっと美しく、もっと鮮やかに。
 渚は鏡を見つめた。
 鏡の中の岡本渚――黒依玲子の瞳が深紅に染まる。
 ――次に私を味わう、誰かのために。







レウコクロリディウム(Leucochloridium):
 吸虫類。成虫は鳥の中で産卵し、その卵は糞と共に対外に排出される。その糞を餌とするオカモノアラガイ(陸産貝類マイマイ目)に捕食されたレウコクロリディウムはその体内で成長し、時期が訪れるとオカモノアラガイを操り目立つ場所へ移動させ、その触角部分に大量移動し、一斉に運動することでネオンライトのように明滅させ、鳥をおびき寄せてオカモノアラガイを捕食させ、鳥の体内へ移動し成虫となる。



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受信: 17:03, Monday, Jul 27, 2009

■講評

え、えーっ?これで終わりですか…。
官能とホラーの組み合わせはいつか出るとは思ってましたし、こういう作品もあって良いんじゃないでしょうか。
しかし期待して読んだ割には、展開が早すぎるのと官能シーンがあまりにも淡泊すぎるのがとても残念でした。淡泊というのは具体的に言いますと、感じている様子が全く伝わってこないことです。
官能を入れた以上は、中途半端にやってほしくなかったかなというのが個人的な感想です。
スパイス程度ならストーリーをもっといじらないといけないし、官能を持ってくるならホラーと併せてとことん描かれたものを読みたかったです。
人それぞれではあるでしょうが、この手の官能を入れた以上はあまり上品に仕上げてもどっちつかずになってしまうのではないかと思います。
期待して読んだだけにとても残念でした。

アイデア・1、構成力・−1

名前: 気まぐれルート66 ¦ 12:01, Monday, Jul 20, 2009 ×


雰囲気と文章は良いのですが…。
後半、ベッドに行ってからの渚の心情描写がなく、玲子に成り代わってからどういう変化が起きたのかが少々解り辛く思えました。
最後の“レウコクロリディウム”も詳しく説明してはいるものの、本文中にそれを暗示させる描写がなく(私が気付かなかっただけかもしれませんが)、ちょっととってつけた感がありました。
もうちょっとこう、「あー、なるほど。」みたいな驚きがあると良かったんですけどね…。


名前: PM ¦ 19:27, Monday, Jul 20, 2009 ×


 なるほど。そうつながってる訳ですか。
 ちょっと感心してしまいました。

 主人公の存在が希薄で結局のところ、怪物のエサに過ぎないのがちょっともったいない感じかな。

【アイデア】+1、【描写力】+1、【構成力】0、【恐怖度】0

名前: ユージーン ¦ 22:21, Wednesday, Jul 22, 2009 ×


ファッションに疎いもので、それに関する描写がほとんど理解できませんでした。すみません。
あと終盤、「どれくらい経っただろうか」以降もよく分からない。なぜいきなり第三者「宮田佳美」が登場するのでしょうか?
怖さ-−1
構成-−1
文章-+1

名前: あおいさかな ¦ 21:31, Tuesday, Jul 28, 2009 ×


センス 1
エロ度 1
構成力 0
恐怖度 0
レウコクロリディウムの記述は勉強になりました。
吸血鬼の展開はありきたりですが、ほどよくエロティックな場面もあり、お洒落な舞台設定でお話としてはよくまとまっているんではないでしょうか。
独特のセンスも感じられます。
ただ何かパンチが足りません。
吸血場面ももっとエグくすればインパクト大になっただけにおしいですね。

名前: 妖面美夜 ¦ 16:48, Wednesday, Aug 05, 2009 ×


雰囲気からして吸血鬼系のお話の感じがしますし、そっちのほうの話としても成立するような気がします。
これだけ単独で読んだとしたら最後の寄生虫の説明は、どういうことかよく分からないかも知れないなと思いました。
また、終盤の吸血行為ですが、どうも両者阿吽の呼吸でそれをやる必然性とか伏線がなかったように思います。

アイデア  0
文章    1
構成    0
恐怖度   0

名前: 鶴の子 ¦ 21:00, Wednesday, Aug 05, 2009 ×


専門用語が氾濫する文章は、学者が書く論文と同じ危険性を孕みます。筋立てに直接関わり合いの無い小道具によって人物や、その関係を説明するのは安易に過ぎます。
また、話の決め所を辞書の引用で収めるのは良し悪しです。
そこまでの話を細かい道具立てで進めてきておいて、最後だけは読者の想像に委ねるというのは、一貫性がありません。

発想・0 構成・-1 文章・-1 恐怖・0

名前: 三面怪人 ¦ 16:39, Thursday, Aug 06, 2009 ×


・アイディア+1
 ストレートな使い方だが、レウコクロリディウムに操られる人間という着目点は良いと思う。ただもう少し、寄生されているからこそ美しく見える黒依玲子についての描写があれば。
・描写と構成−1
 横文字の使い方は粋に感じる。雰囲気作りには成功していると思う。だが縁の薄い読者もいるのだから、ブルガリ・プールオムやクロエ・オードパルファムが香水の名前であることぐらいは文中で説明しておくべきでは?
 また、「どれくらい経っただろうか。」から一気に描写が雑になって重要な内容を飛ばされているような印象で、大幅な減点対象。
・怖さ−1
 「どれくらい経っただろうか。」前後、これからという所で、かなり悪質な肩透かしを喰らった気分。書かれ方次第では怖く感じたかもしれないのに。
・買っても後悔しない魅力−1 後半の欠損(と私には見える)により未完成品に思えるので。

名前: わごん ¦ 19:01, Sunday, Aug 09, 2009 ×


玲子の容姿の魅力が十分に描写されているのに、渚の容姿の魅力があまりよく判らないのが残念でした。ラストから察するに、寄生虫が魅力の源で宿主の容姿はあまり関係ないのかもしれませんが、渚のキャラクターがリアルに感じられたので容姿にも興味がわきました。

*設定+1 *渚のキャラクター+1
*恐怖−1

名前: げんき ¦ 21:25, Sunday, Aug 23, 2009 ×


官能的な作品があまりなかったので新鮮でした。文章力も確かだと思います。
ただ、この寄生虫は人から人に行ったり来たりするだけなんですかね?
もっと人間の存在を脅かすような大事件が欲しかったです。

名前: もりもっつあん ¦ 00:35, Friday, Sep 11, 2009 ×


話はよかったと思います。
ただ、もう少し恐怖感が味わえる内容だとよかったと感じました。

文書 +1
怖さ -1

名前: ktbk ¦ 21:11, Saturday, Sep 12, 2009 ×


読み終わって、あれ、虫は? と思ったら寄生虫ですか。なるほど。人から人に乗り移る寄生虫の設定は面白いと思いますが、話自体は特に大きな盛り上がりも無く、ひっそりと終わってしまったのが残念です。文章は読みやすかったです。

名前: 水本しげろ ¦ 20:39, Saturday, Sep 19, 2009 ×


恐怖 1
雰囲気 2
吸血鬼の反転版である部分が興味深いです。ファッションには疎いので、よく判らない部分もありましたが、官能的であると同時に、美しく怪異が構築されていると思いました。「虫」がどこに出てくるのかと思っていたら、最後に思いがけない形で登場した為、驚かされました。

名前: 白長須鯨 ¦ 17:08, Monday, Sep 28, 2009 ×


虫を出してしまうと、そこで話が終わってしまうので、この長さに仕上げるのはご苦労されたことでしょう。 丁寧な描写とエロチックな味付けで、狙いどおりに引っ張れているのではないかと思います。

アイディア  0
描写力    1
構成力    0
恐怖度   −1

名前: ユーコー ¦ 06:39, Wednesday, Sep 30, 2009 ×


あまり語らない素敵な女性は魅力的です。多くの謎が残る作品で良いと思います。ただ恐怖度は高くないですね、主人公が無事かつ満足しているから?

名前: 読書愛好家 ¦ 16:10, Thursday, Oct 01, 2009 ×


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