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男をアゲるデートマナーテクニック
やぁ!みなさんご無沙汰! ……あれぇ??みなさんもご無沙汰?それはね、キミのデートのマナーがなってないからだよ。 女性はとってもデリケートな生き物なんです。キミが大切に彼女をエスコートしてあげなきゃね!今日は週刊パス!編集部の歩くフェロモンこと超ダンディ編集長が、チェリーボーイの山田君にそのとっておきのテクニックを伝授しちゃうゾ! キミも参考にしてみてくれ!
【シチュエーション1、待ち合わせ】
彼女が待ち合わせの場所に現れない!さぁ、キミのイライラは爆発寸前かも! でもね、女の子は準備に時間がかかるものなんだ。ここは寛容な心で、遅れてきた彼女を迎えられない男は×だぞ!
×「オッセェな、テメェ!どこで道草食ってやがったんだこの阿婆擦れが!ひんむいてドヤ引き回すぞ!」
オーノー!!こんな言葉遣いはNG!!問題外!! 肝心なのは彼女の気持ちになってあげることだ。必要以上に萎縮することもないんだぞ。彼女だって遅れてきたのはわかってるんだから、変に気を遣っちゃ逆効果だ。
×「ぁぁあ??、お早いご到着ぅ、さては魔法を使いましたな!魔法のホウキはどこでござるか?」
これも駄目駄目!歯の浮くような言い方は嫌味以外にしかならないからね!しかもこれは対象年齢を誤ってるいるよ!
○「大丈夫だった?来ないから心配したよ。さぁ、行こうか」
さり気ない気遣いが憎いね!「心配したよ」は効果的だ!ヨッシャ、山田君!ノッケからハイスコアだぞ!
【シチュエーション2、コミュニケーション】
第一印象も重要だけど、彼女をグッと惹き付けて放さないのは話術などのコミュニケーションだ。深さも形態も様々だけど、まずはちょっとした言葉で彼女を褒めよう! もちろんこれは初歩の初歩だけど、千里の道も一歩から!かの宇宙飛行士もこう言った。
×「地球は青かった」
ああ、名言だけど、それじゃない!アームストロング船長のほう!まぁ細かいことはいいや。 はい、じゃあ思い切って褒めてみよう!
×「なんか今日スカしすぎじゃね?」
褒めてないから!引いちゃ駄目!スカすとか下手したら通じません!コミュニケーションは伝えることが何より大事。ストレートな表現で丁寧に伝えるんだ。
×「ぁぁあ??、いつもながらうるわしゅうお姿、拙者萌え萌えでござる??」
余計なものまで伝えてしまうことが意思疎通の難しいところだとわかるね。 シンプルなことはシンプルに伝えよう!頑張れ山田!
○「綺麗だね」
そうそう、これで充分なんです。ここに余計な贅肉を付ければ付けるほど、誤解の余地が生まれてきます。もちろん、何がどう綺麗なのかこれじゃさっぱりなんだけど、それは聞かれたら答えればいいことなんだ。 彼女が好きなように解釈してくれれば、それが一番いいからね! ところがここでトラブル発生! よく見ると彼女の首筋に、でっかいハエが止まってることに気付いた! かといって、いきなり追っ払う仕草を見せるわけにはいかない。驚かせてしまうからね。
×「オメェ、そこでちょっと飛んでみろ。軽く」
飛び跳ねればハエは飛んでいきそうです。うーん、気遣いは奥ゆかしいのですが、これじゃなんだかカツアゲ現場みたい。
×「ひゃああ、虫がござる!卵一杯の肥ったメスがござりまするぞぉぉ?!」
最低だね。指を差すんじゃあない。 何でも言えばいいってわけじゃないからね。彼女の気分を第一に考えるんだ。さぁ、ここで正解を見てみよう。
×「……」
ん?どうした?山田。
×「……」
うーん、チェリーの山田君にはちょっと難し過ぎちゃったかな?じゃあここで我らが超ダンディ編集長にご登場願おう。 超ダンディ編集長の出した答えは!
×「(首筋に張り付くような情熱的なキス。そしてシャリシャリ……ゴクン)」
なんと!さすが編集長!ダンディ過ぎる!キスをする振りしてハエを唇で捕らえそのまま、噛んで……呑み込んだ!証拠隠滅も兼ねた大技だ。とても人にはお勧めできません。
○「……あ、糸くず付いてる」
そうそう、そう言ってさり気なく払ってやればいいんだ。山田君、少し大人になったね!
【シチュエーション3、食事】
楽しい一日もそろそろ終わり。夕闇が迫る頃、キミは彼女と洒落た展望レストランの席を予約済みだ! バブルの頃を思い出すね! 男は決断力が大事。メニューを開いたらすぐに決める。山田君と彼女は二人揃って仲良くパスタにしたんだ。これはもう、かなりの好感触だよ!でもせっかちだと思われないように「決めた?」と聞くのは充分待っ
×「オメエ、まだ選んでんのかよ。コレでいいだろ」
強引さもたまには刺激かも。でもこれは彼女とは初デートだから、テキトーなのはNG! 注文が済んだら、頼んだものが出てくるまで談笑。
×「拙者、ゴータマレンジャーの第二期オープニングのクレジットなし版を拾い申したので、MPEG4で送るでござるよ」
深い話をするのはお互いの趣味を確認してからにしよう。何の前触れもなくいきなり違法な匂いの話をするのは彼女でなくとも論外だ。社会人として。 それと編集長、ナニでテーブルを押し上げるのはやめてください。あんたしばらく食わなくても平気でしょ。 メニューが揃ったら忘れずに「いただきます」をしよう。礼儀正しいところを見せて、家庭的な一面を覗かせてみるんだ。彼女もキミとの将来を考えるかも! 慌てず堂々と食べよう。食べ方が悪いと育ちが悪いと思われるぞ!
×「オベェ……モゴゴフゴゴ、ムムム……ムムムってムじゃベーハヒョ!」
さて、ここでまたしてもトラブルが発生だ!なんと料理にゴキブリが入っていた! ここの対応を一歩間違えると一日の努力が水の泡だぞ!今日一日の教訓を思い出して、慎重に、冷静に、寛容に行動するんだ!
×「テメーッ!ゴキブリ入ってんぞコラァ!!責任者出てこい!」
×「ふぉぉぉっ、何か罠の匂いがしたでござる!この店はナンデスカァ、お客にゴキブリを食べさせるんデスカァ??」
取り乱したり、大声で嫌味を言ったりするのはアウト!!ここで二人とも退場! そもそも、何であんたは忍者みたいなしゃべり方してるの?最初に指摘しておくべきだったけど。 それからそちらの騒々しい人は、言葉の頭にテメエとかオメエとか言うのやめたほうがいいと思いますよ。威圧感ありますから。 コホン。気を取り直していきましょう。 いいですか、ここには他のお客さんもいます。他のお客さんまで不快にならないような方法で解決してください。 はい、店員がやってきました!山田君がんばって!
△「(小声で)あの……虫が入っていたので、替えてもらえますか」
まあまあですね。寛容さは配慮は大したものです。しかし彼女がいることを忘れてはいませんか? 彼女は幸い、まだほとんどパスタを食べていませんし、ゴキブリにも手をつけていません。ですが、きっとこれで彼女の食欲もかなり奪ってしまったはずです。ですので……。 ……おや?騒ぎを聞きつけてあちらから支配人らしき人物が出てきましたよ。 見るからに手強い相手だね!しかし彼と話をつけることができれば山田君も大したもの! 思えば一日、彼女には不愉快な思いをさせてしまいました。山田君のせいじゃないけど。でもこれって、もしかして一発逆転の大チャンスかも!
△「(小声で)あの……虫が入っていたので、替えてもらえますか」 「当店のお料理に虫が入っていたと仰いますか?……そのようなことは信じられませんな。当店を恐喝なさるおつもりで?いいでしょう、お話の続きはあちらで伺いますので」 ×「す、すみません、勘違いでした」
なんという二重苦!出てきた支配人はとんでもない男でした!どうみても娑婆の人間には見えませんでした! 山田君大チャンスが一転して最大のピンチ!ここで男を見せられるか!?
×「おめえ本職みてえなツラしやがってコラァ!!やんのか?ァァアッ!?」 ×「ぃぃいぃぃ"命を大事に"でござるぅ??」
山田君がパスタのフォークを握りしめたぞ!……山田君!待ってくれ!何をするつもりだ!
?「(握りしめたフォークをパスタに刺し、パスタを丸めはじめる)」
おい、山田君、まさか……
?「(山田君、パスタを頬張る。絡められたパスタに、ゴキブリしっかり巻き込まれている。咀嚼)」
山田君、君はうちの超ダンディ編集長の悪いところを真似している!それはノーマルのキミには禁じ手だよ!読者のキミも絶対に、あ……あ、
?「(静まり返る店内。コキコキ、カキキッと虫の潰れる音。……嚥下の音)」
山田君は白目をむいて、泣いています。泣いていいよ!これは仕方がない! しかし支配人が、なにやら満足そうに笑って山田君の肩を抱き締めています! 彼女も、なんだかよくわからないけど、山田君をうっとりと眺めている! 超ダンディ編集長……、これは……これは○でいいんですか!?
×「○に決まってるだろう。これが○でなくてマナーを語れるのか。出されたものは余さず食う。そうでなくて貴様、何を男と呼ぶのか」
さすがは超ダンディ編集長です。「ゴキブリパスタをもう一人前、頼む」と追加オーダーまでしています。お気に召したようですね。あんたそれ何杯食べるつもりです? せめて、ごはんものだったらゴキブリの存在を誤魔化して食べられたように思うんですがね。 パスタだったのが不運だったみたいです。だってゴキの黒いボディが丸出しでしたもん。パスタのオリーブオイルでテカって。 くれぐれも、ゴキブリは不衛生な虫だってことを忘れないように!読者のキミは絶対に真似しちゃ駄目だよ!!
さて、どういうわけか、山田君と彼女はうまく行ったみたいです。 ここらで編集長、まとめていただけませんか。
○「男子たるもの、デートの小手先の技術に溺れるに非ず。配慮、理解、そして寛容こそが真のマナーと知れ」
【最後のシチュエーション、彼女の部屋】
チェリーの山田君も一日でだいぶ成長しました。初デートで彼女の部屋まで来るとは! 僕も嬉しい限りです。疲れましたが、一日見守った甲斐があったってもんです。 ここまで来ればもう勝ったも同然です。この後、キスしようがエッチしようが、嫌われない限りは間違いなくこの部屋がゴールなんですから! 彼女も「さっきは晩ご飯大変だったね……あ、今何か作るから」と言って照れつつもキッチンに隠れてしまいました。 全然オッケーな雰囲気じゃないですか。僕たち、引き上げていいですよね?
?「いいか山田君。『飯は食った。俺は今、君を食べたいのだ。君を平らげて俺は男になる』……と宣言し給え」
もう、超ダンディ編集長が訳の分からないことを言ってても○にしちゃいたい気分です。 それでいいです。○。正解。
○「ご飯はさっき食べたよ。それより僕はその……ご飯より君を」
さあ言え!言うんだ山田!君はそれを言いに来たんだろ!!学んだことを思い出せ!伝えたいことは、シンプルに!
○「君を……食べたい!!ンンッ!?」
あれ?なんですかね、ちょっと変な臭いしませんか、編集長。あれ?編集長がいないな。 お、どうやら彼女がキッチンから出てきましたよ。手に一枚の皿を持って。湯気が出てるから温かいものみたい……よかったね、山田君。
?「山田さん……、さっきの山田さん、素敵だった。あのね、あなたにね、これを、食べて欲しいの。恥ずかしいんだけど」
その皿に載ってるのって……茶色くて長くて臭いんだけど、それってどう見てもその、ウンコですよね。 それを、どうしろっていうんですか。あんまりよく解ってないんですけど、僕。山田君、解った?
×「良子さん……あなた自分のウンチを」 ○「違うの!これは、これは」 ×「解ってる。解ってるよ。おいしそうだ」 ○「わたしって……どうしてもこれがやめられないの。これがわたしの愛情なの!体に悪いってわかってても」 ×「食べるよ……今日、僕はひとつ大人になった。寛容さや男らしさを学んだんだ。君のうんちなら……僕は平気さ」
山田君、いくらなんでもそれは、勘違いってもんだよ。こんな記事連載できなくなるじゃないか。ちょっと、助けてくれ、せめてトイレでやってくれ。臭いんだ、その湯気。 ……そんな、手掴みで、おまえ……うまそうに食うなよ、やめ、やめて、お願い。 どこ行ったんですか、編集長!ダンディさん!!帰りましょうよお!途中まででもう充分記事になるから!
×「配慮、理解、そして寛容こそが真のマナーと知れ。出されたものは残さず食べる。女子の頼みは聞く」
編集長、さっきもそのまとめ聞いた!もういいから!
――コキリッ。
固い音?なんでしょうね。山田君、大丈夫?君、生きてる?よかった、生きてる。死んでもいいけど、まぁ責任問題になっちゃうから、とりあえず生きててくれて良かった。 なに、どうしたの?え?ウンコ?あれ――?
どうして彼女のウンコに未消化のゴキブリが入ってるの?
?「男だとか、女だとか、些末なことよ。愛というものがあるなら、愛に……性別があるのか?」
超ダンディ編集長は、そのように深遠な疑問を投げかけた後、ズボンを上げながら台所から姿を現した。
【週刊パス!8月1日号予告】
デートのトラブルを超ダンディ編集長が一刀両断しちゃうゾ! ・唇にキスしたと思ったら、ナメクジが二匹いた ・カレの精子、めちゃくちゃデカいんです ・ボクのって小さい?サナダムシの長さ比べ ・プレゼントのマフラーがクロイロコウガイビルだった ・驚愕の的中率!銀座の恋のナナフシのフシ占いとは? みんなのお悩み募集中!
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受信: 23:10, Monday, Jul 27, 2009
■講評
「拙者、ゴータマレンジャーの第二期オープニングのクレジットなし版を拾い申したので、MPEG4で送るでござるよ」
これは結構面白かったです。笑いました。 ホラーとウケる技術風、またはホラーとサラリーマンNEO風などなど、異色のジャンルとホラーをコラボしてみるのはいいと思います。これから先もアイデアがあれば見てみたいです。 だたそれで怖かったかどうかと聞かれれば…難しいですね。
雑誌記事風の軽い語り方を使われたために(作者の方はあえてこの語り方を選択したのであって、他の語り方もおそらく可能であるのでしょう)、作品全体も軽く終了してしまったのは何とももったいない限りです。 しかしながら今後、他作品へのアンカーとなりうる素材がゴータマレンジャーを始めぞろぞろ含まれていて、遺伝記における堀田春第一作のような存在になるかもしれませんね。 作品単体としては残念ながら良い評価を出せず、申し訳ないのですが。
描写力・−1 |
名前: 気まぐれルート66 ¦ 23:38, Thursday, Jul 23, 2009 ×
うん、勢いは良いです。 バカに徹してて、読んでて楽しくはあるのですが、ちょっと私の笑いのツボではありませんでした。 シモもシモなりの品性がありますので、その辺、キープしつつ走りきれると良かったんじゃないかなぁと思います。 あと、本編より最後の予告のめちゃくちゃデカい精子の方が気になりました。 センスは十分ある著者様かと思いますので、次回作に期待したいと思います。
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名前: PM ¦ 21:15, Monday, Jul 27, 2009 ×
あはは。なかなか面白かった。でもこういう『イヤ系』のお話は、主人公が順々と状況を受け容れていたら一気につまらなくなります。喜んで口にしちゃ駄目ですね。ふん縛られて顔が三倍に膨れ上がるほど殴られてから強引に口に詰めこまれるとかならまだしも…。 点数は辛いですが、なかなか面白い文を書ける方ですので、すぐに挽回できると思います。頑張ってください。 文章-+1 構成-−1 怖さ‐−1 |
名前: あおいさかな ¦ 21:12, Tuesday, Jul 28, 2009 ×
なかなか見事ですね。 これだけの長さでこの内容で最後まで書き上げるのはおみごと。
次はもうちょっと読み手の側に立った作品になるといいんじゃないでしょうか。 さすがにちょっと点数はつけられないのでご勘弁を(笑)。
【アイデア】0、【描写力】0、【構成力】0、【恐怖度】0 |
名前: ユージーン ¦ 23:42, Sunday, Aug 02, 2009 ×
アイデア0 文章力 0 恐怖度 0 構成力 0 タイトルがキャッチーなだけに楽しみにして読んだんですけれど。 う-ん。それなりに頑張って書かれているとは思うんですが…。 残念な事に少しも怖くないんですよね。笑おうにも少し苦しい部分もあったので。ここまでふざけきったというのはある意味凄いとは思いますが…評価が難しいところ。 |
名前: 妖面美夜 ¦ 17:57, Wednesday, Aug 05, 2009 ×
これは怪作だ。快作かもしれない。 面白いことに「死体に虫」が平気でも「スカトロに虫」は駄目なんだなあ。 不快要素の勉強になりました。 文章力も高いんじゃないかと思います。
アイデア 1 文章 1 構成 1 恐怖度 0
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名前: 鶴の子 ¦ 21:03, Wednesday, Aug 05, 2009 ×
ネタそのものは大したものではないが、それをわざとらしい大袈裟な文体と度の過ぎた事象で補っただけの作品。 グロやスカトロネタで人に不快感を与えるのは容易いだけに、細心の注意を払うべき。 書き上げて、一歩引いた所から読み直し、それでも尚且つ投稿できる自信に満ちた作品と呼べるでしょうか。
発想・-1 構成・-1 文章・-1 恐怖・-1 |
名前: 三面怪人 ¦ 16:57, Thursday, Aug 06, 2009 ×
・アイディア+1 雑誌風の文体を選んだことは面白いと思う。しかし、その後が続いていないように思える。純粋にネタ不足で、ダンディ編集長がキスの振りをして蝿を食べてしまう所はシュールで面白いと思ったのだが、他に同様の異常性を感じさせる部分がなかった。その後、ゲテモノを食べるネタだけで引っ張っていくのはどうなのか。 次号予告の内容が面白そうだったのだが、それを本編に組み込めば良かったのでは? 彼女やダンディ編集長がサナダムシの長さ比べを山田君としたがるとか。 虫ネタを増やせば増やすほど面白くなったと思う。+0.5くらいだが、四捨五入。 ・描写と構成±0 可もなく不可もなく。 ・怖さ±0 軽妙でふざけている調子でも、そこに狂気が混じっていれば十分に怖くなると思う。現状ではそれが足りないと思う。 ・買っても後悔しない魅力±0 直せば化ける可能性のある作品だと感じた。しかし、現状ではそれほど欲しくはない。 |
名前: わごん ¦ 21:17, Sunday, Aug 09, 2009 ×
勢いが素晴らしいです。文体も面白く、なぜか最初から最後まで古田新太の声で再生されました。流れるような勢いがありますが、実はすごく遂行され、練りこまれた文章なのではないでしょうか? しかしすみませんが、怖さは全くなかったです。
*文章+1 *徹底度+1 *恐怖−1 |
名前: げんき ¦ 21:41, Sunday, Aug 23, 2009 ×
気持ちは悪いですが怖くはないです。 企画の趣旨にはそぐわないかと。
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名前: もりもっつあん ¦ 00:42, Friday, Sep 11, 2009 ×
途中までは大爆笑でしたが、アレが出てきてからは引きました。そっち系は勘弁してください。内容としては怖くは無いですね。2番目のダメな例がなんで侍(忍者?)言葉なのか気になりました。 |
名前: 水本しげろ ¦ 20:51, Saturday, Sep 19, 2009 ×
分かっていてやっているのだと思いますが、こちらとしては「虫をモチーフにした恐怖小説」という観点で講評せざるを得ないので・・。 |
名前: 読書愛好家 ¦ 16:23, Thursday, Oct 01, 2009 ×
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QRコードの中に 潜む実話怪談

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