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 大学の知人の畠窪畑憲が行方知れずになってから、既に一年が経っていた。家族に捜索願いを出された警察が失踪事件ではなく殺人事件として捜査を始めた、という噂が立ったこともあったが、その後進展があったという話は聞かない。
 整髪料で逆立ててライオンの鬣の如く広げた髪を金色に染めているチャラチャラとした男で、ピアスやノーズリングも好んだようだった。がっしりした体格に裏付けされた押しの強さ、人を小馬鹿にしたニヤニヤ笑いや馴れ馴れしく図々しい性格など、陰で嫌う者も多かった。かくいう俺も、妹への執拗なアプローチを巡ってトラブルになったことがある。
 そんな人柄だった所為に違いない。奴を疎んじていた世間がそろそろ記憶を風化させてしまおうか、という頃、俺は一人で同じく大学の友人である啀村のアパートを尋ねた。
 実はこいつが畠窪を殺して隠した犯人なのではないか。ある時期、警察が畠窪と啀村の関係を尋ね回ったり、本人が聴取に呼ばれたりしたことがあり、そんな風説がまことしやかに流されていた。それが原因で啀村は、暫くキャンパス中の学生から疎外されていて、今夜はそのお詫びと仲直りに参ったという次第だ。
 この説に、警察が啀村に関心を抱いたということ以外の根拠はない。第一、その警察も、とっくに彼からマークを外しているように見える。

 啀村はアパートのワンルームで一人暮らしをしている。建っているのは駅から大分離れた人気のない辺鄙な場所で、築うん十年はくだるまいと思わせる、やたら古びた二階建ての木造建築だった。近くに大きな林があって、蝉の鳴き声が洪水のように押し寄せてくる。
 流れた汗が片っ端から蒸発してしまいそうな熱い夜だった。それでいて、その蒸気が絶えず身体にまとわりついてくるようで、酷く蒸す。手土産に行きのコンビニで買ってきたビールや菓子類の詰まったビニール袋を下げながら、ギシギシと悲鳴を上げて軋む階段を昇っていくだけでも、脳味噌がうだるような徒労感が襲ってくるのだった。
 奴さんの部屋は、二階の向かって一番右側だ。端なのでアパートの壁に面した部分に広い出窓が一つ多くある贅沢な造りである。目的地の扉の前に立つと、俺は額から滲んできた汗を拭った。奮発した所為で大分薄くなってしまった財布の、一部だけ膨らんでいる箇所を摩って気を静めると、いよいよ意を決する。
「よっ、災難だったな。それに、俺も余所余所しくなっちまって悪かった」
 連絡を入れておいた啀村は、奥の卓袱台に片肘をついて小難しそうな学術書を開きながら待っていた。予め奴に電話で言われていた通り鍵の掛かっていないドアを開けて勝手に入っていった俺に向けて、無言で皮肉っぽい笑みを浮かべると、唇の左端を吊り上げながら片手をあげて応えてくる。
 啀村碌一郎。枯れ木の枝を藁人形型に組み立てて、ひょろっ、と手足を作ったような、痩せぎすで陰気な男だった。細めでねちっこい眼光の上から不格好な四角縁の黒眼鏡をかけ、脂っこい長髪を首の後ろで結わえて、いわゆる茶筅髪という奴にしている。
 上から下まで量販店の衣類で固めたラフな私服姿であるにも関わらず、何処か研究室に篭もって得体の知れない薬品の染みのこびり付いた白衣を纏っているような印象を受けてしまう、怪しげな雰囲気を漂わせた奴だ。教授陣からの覚えは大層目出度いらしいが。
「なになに。ここは再び友誼を結ばんとしてくれる君の誠意をこそ、重んじるべき場面だろう。些か没交渉が続いたとて、友情の挽回は直ぐに出来るともさ」
 斜に構えた物言いで招かれて、勧められるままにテーブルにつく。土産袋を置いて胡座をかいた俺は、そこで奇妙な物音に気づいて訝しげに眉を潜めた。
 件のアパートの側壁に面した出窓に、時折何かが外からぶつかってきている。部屋はクーラーが効かされているのでガラス窓は閉め切られ、駐輪場などを挟んだ隣のアパートから中を覗かれるのを嫌ってカーテンも引いてあるのだが、その幕の向こうから――。
「……蝉か。本当に多いんだな、ここは」
 遠くから飛来して、こっ、とか、トッン、とか当たってきては、長いセロハンテープを一気に引き剥がすかのような、スズランテープの帯を風に激しく棚引かせるかのような、何とも形容しがたい羽の振動音を網戸に伝えて、慌てて何処かへと去っていく。
 俺の部屋でもよくある光景だ。
 ただ、一匹の蝉が粗忽者で繰り返しぶつかってくるのか、それとも近隣に多数棲息している蝉が順番に当たってくるのか、音の聞こえる回数が、やや頻繁に思えた。
 それにその蝉たちはなかなか太っているようで、音にも若干重量感がある。
「然り然り。君が蝉だというなら蝉なのだろう。こんな夜更けに近所の悪戯小僧が小石を投げつけてきているのではなければ、だが」
「それで叱ろうと思って表に出てみたら誰も居ないってわけだ。狸も居そうだしな、この辺。だが、石じゃないだろう。もう少し柔らかそうだし、ちゃんと羽音もしているし。案外ヘラクレス辺りの外来の大カブト虫があの林で繁殖してぶつかってきてるんじゃないのか? さてはお前、出窓の外側に樹蜜でも塗ったのか?」
「だとしたら離れ去っていくのはおかしいな? 止まって樹蜜を舐めていくはずだ。もっとももっとも、それが真実なら採集業者が押し寄せて、この辺りも少しは賑やかになるだろうからありがたいがね。このコンビニ、品揃えが悪くて苦労しただろう? なるべく豪勢な贈り物を選ぶのに」
 そんな調子で身振り手振りも交え、こっこ、トンッ、と鳴り響く天然のBGMを聞きながら、俺たちは談笑した。
 ――こ……っ……こっ、…………トン……トッ! ……こん……っ……こん……っ。
 馬鈴薯のスライスを揚げたチップスやらビーフジャーキー、チーズに総菜、一番高かった弁当に、普段は買わない珍しいカップ麺。摂取したカロリーを惜しげもなく消費して、久方ぶりの会話を盛り上げていく。
 楽しい一時だった。後ろめたかった心が解されていくのが実感できた。お互いにあまり触れられたくない話題も、今晩に限っては無礼講だ。
 実は俺の所にも、警察が畠窪失踪の件で聴取にやって来たという話。あいつは一定以上のルックスを持った女には一回ヤるまで徹底的に付きまとったので、昔、妹に目を付けられた俺が包丁を持ち出して漸く追っ払ったという因縁があった事が理由だという話。信じられないことに啀村にも美人の姉がいるという話。
 啀村が小遣い稼ぎに始めた魚の餌の養殖が意外と順調で、今は小さな倉庫を一つ借りてやっているということ。ゆくゆくはベンチャービジネスとして形にしようと思っているということ。などなどなど。
 しかし、そんな熱心な語らいを続けていると時間が経つのもとても早い。
「幸いなことに、俺と君は、また会える。知人の誰かさんとは違って。この繋がりを大切にしたいものだな?」
 啀村のどことなく不吉な物言いに送られながら、俺はお暇することにした。
 二人とも、ビールはあまり呑まなかった。

(……あいつ、殺ったな)
 その帰りがけ、ギシギシと喚く階段を降りて舗道を歩き出しながら、俺はそう考えていた。畠窪の名前が出る度に楽しそうに歪む啀村の細目の奥に宿るのが、憎悪と達成感であることが、似た経験のある俺には良く分かってしまったのだ。殺意も、理解できなくもない。俺が包丁を握った時は畠窪が引いた。啀村の時はそうではなかった。そんな所なのだろう。
(それに……)
 何気なくアパートを見上げた俺は見てしまったのだ。啀村と語らった二階の部屋の出窓に、ずっと衝突を繰り返していた物体を。
 それは蝉などではなかった。
 男の生首だった。

 始めは、窓から1メートルほど離れた空間にぽつんと浮いて、じっと部屋の方を凝視していた。するとその内、そのうなじの辺りで微かに火花が散った。同時に、つつー、と空中を滑っていって、網戸の張られた出窓へと当たっていく。
 ネットを撓ませガラスにノーズリングを嵌めた鼻をぶつけた際に、口早に何かを言っている。その時間は短く、直ぐに、つつー、と空中を滑って元の位置まで後退すると、ゆぅらりゆぅらり、風に揺られて少し場所をずらす。
 そして、またうなじでパチッと火花が散って肉の焦げた臭いが仄かに漂ったかと思うと、今度は窓の違う位置へと緩慢な速さで鼻っつらを衝突させにいくのだった。
 ちらりと表情も見た。一距離一距離、凶暴な怨念を練るように歯を食い縛らせていた。血走って濁った眼球が体積の半分以上剥き出しになっている。そのまま飛び出させそうに力を込め、食い入るように前方を睨み据える憤怒の形相だ。頬や額は青痣で腫れ上がり、出血も激しい。唇は麻痺しているのか別の理由か常時痙攣していて、網戸で何かを口走っている声も、俺には、ブブッ、とか、ババッ、とか何とも形容しがたい振動音にしか聞こえなかった。
 その生首の、ライオンの鬣の如く広がった金髪には見覚えがあったが、この目撃談を誰かに話すつもりはない。
 なにしろ犯人は警察の捜査の手をかいくぐって逃げ延びている手練れなのだ。
 藪をつついて俺まで行方不明にされたくはない。
 啀村によって首の後ろにスタンガンの電極を押しつけられ、散々暴行を受けた挙げ句にバラされ魚の餌の餌にされる畠窪の姿を想像しながら、うなじを摩り摩り、俺は帰路についた。

 ……帰路につこうとしていた。
 ……言いふらす気なんて、これっぽっちも無かった。
「あぁ、大溝。ちょっと待て」
 不意に後ろからそう言葉を掛けられた瞬間、背筋がゾッと凍えた。まるで氷の塊を見えない手で押し当てられたかのように。慌てて振り返ると、そこには啀村碌一郎が立っていた。右手にスタンガンを携えて。
「大溝。そうだ、お前のことだ。大溝洪太」
「がい……っ!」
 思わず立ち竦んでしまった俺に向かって、啀村はズカズカと歩を進めてくる。
「夜道は物騒だ。送っていこう」
 臆面もなくそう言い放った奴は、更に一歩、俺との間合いを詰めてきた。
 至近距離。互いの爪先がくっつきそうな距離。みっともなく狼狽して目を泳がせている俺の顔に、ぐいっ、と陰気な顔を押し近づけて詰問をしてくる。俺の姿を映していた眼鏡が、月光を反射してギラリと白く光り、奴の口元が三日月状に裂けて嗤った。
「見たな?」
「なん――」
 なんのことだ。そんな定番のすっとぼけは、通用しなかった。喉に水を吸った布を詰め込まれたみたいに、上手く言葉の出て来なくなった俺の身振りを遮って、人殺しの犯人が続ける。
「見たろう。見たんだろう。あれを見たから警察も俺の所に来たんだよ。だが、証拠不十分という奴だ。まさか幽霊の目撃談だけで起訴も出来ないからな?」
 啀村は畠窪が乗り移ったかのようなニヤニヤ笑いをし、自分の左手を掌を上向きにして差し出してくる。
「人体諸々処理は済んでいるがな、実は一つ足りなくて、内心焦っていたんだよ。財布かな? 君がやたらとポケットを擦っていたのを見て、ピンと来た」
(……気づかれていたのか?!)
 俺の胸に絶望的な心細さが込み上げる。心臓が恐怖で縮みあがり、血を止めるまいと必死に早鐘を打った。
「知ら――っ」
 しかし、何とか誤魔化そうという抵抗心は、啀村がスタンガンのスイッチを一回押して電光を夜闇に走らせると、折れてしまった。
「心配要らない、要らないとも、大溝。俺たちは身内を守ろうとした同志だ。あいつを敵視する仲間だ。そう思われたくて、妹の話なんて始めたんだろう? そうなんだろう?」
「……っ、ぅ」
 のろのろとポケットから財布を取り出した俺は、普段は使わない脇口のファスナーを広げると、中から小さな、しかし特徴的なピアスを一つ取り出す。
 これは、かなり前に俺がアルバイトをしているペットショップでミールワームをトカゲに喰わせていたら、そいつが、ぺっ、と吐き出したものだ。その時与えていた虫は啀村の納品した物だった。これが一点物だと自慢していた畠窪の姿が脳裏に浮かんだ。
 すぐに警察に届け出なかったのは、故人の人柄による所が大きい。正直、奴の失踪を齎してくれた恩人に対して不利益を働くことこそが悪事だとすら思えた。
 しかし、処分に困った。
 もし俺の指紋を付けてしまったそれを――布で拭えば消えるものなのか、俺には知識がない――警察に発見されて嫌疑をかけられたらと思うと、捨てるに捨てられず、万が一留守にしている間に家宅捜索をされたらと思うと、机の鍵付き引き出し等に保管しておく訳にも行かなかった。結局、肌身離さず持ち歩き続けて、刑事や周囲から常に監視を受けているという注察妄想じみた重圧を抱え込む羽目になっていたのだった。
 啀村の部屋を訪れたのは、本当に詫びと仲直りをする頃合いだったことに加え、何かこのピアスを上手に処分する方法を聞けないかという、計画性に乏しい淡い望みを抱いていたからでもあった。
(いい……のか……?)
 求めに応じれば、それで厄介払いにはなる。しかし、友人とはいえ犯人にこれを譲ってしまうことは、本当に正しい判断なのか?
 自分のスタンガンで誤って感電しない為か部屋とは違ってゴム手袋を嵌めている啀村は、渡された物を矯めつ眇めつ見分した後、満足そうに頷いてスタンガンをしまった。俺が項垂れて肩と顎を落とし、上目遣いの暗い視線で睨んでいるのを見ると、宥めるように横に並んで背中を叩いてくる。
「これで、これで共犯者だ。友情の復活だ。始末は任せておいてくれていい。実際実際、感謝している。これを警察ではなく、俺の所に持ってきてくれたことに」
 こいつはこいつでストレスを受けていたのだろう。いつもの鬱々さを潜めさせた陽気なテンションで俺を促し、駅までの長い道のりを先導し出す。
「入手経路の想像はつくが、君の口からも是非、聞かせて欲しい所だな?」
 ……今晩から、俺の部屋にも夜蝉が出るのだろうか?
 アパートの方に目をやると、畠窪の生首は消えていた。


 真夏の熱帯夜にて蝉が鳴いている。それらの内、何匹が生きている蝉なのだろうか。
 啀村は大溝に犯人であることを知られてしまった。
 大溝は啀村に自分の指紋付きのピアスを奪われてしまった。
(『俺』はこいつを生かしておくべきなのか?)
 判断を保留した彼らの夜道、頭上で急かすように五月蠅く蝉たちが鳴いている。



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受信: 18:22, Monday, Aug 17, 2009

■講評

恐怖度0
文章力0
構成力0
アイデア0
長い文章です。
緊迫した場面にもかかわらず、それが伝わってこないのは過剰な表現と余分な書き込みが多いせいかもしれません。生首が唐突に出てきたので、リアルさがかえって失われてしまった。啀村の動機も不明瞭。
話の本筋とは関係ない細かい所はもっとカットしたほうが読みやすくなると思います。


名前: 妖面美夜 ¦ 04:30, Sunday, Aug 09, 2009 ×


友情から共犯に変わった展開は、なかなか良かったです。
ただ、共犯に至らせる過程と啀村、大溝の言動はちょっと無理があるかなと思わないでも無かったです。
蝉のぶつかる音と間違えたのが生首の鼻が当たる音や、二階の出窓に見える光景にしては細密すぎる点も、再考の余地があったかもしれません。

名前: 気まぐれルート66 ¦ 18:06, Sunday, Aug 09, 2009 ×


長かった…。
いや、文章量ではなく、気分的に。
なんだろう、ちょっと表現がくどいのかも…。
読んでる内に、覚えた設定とかが抜けていって、人の名前が登場する度、どっちだったかなぁと何度か読み返してしまいました。
展開は良いと思うので、もう少し、読みやすさを心がけていただければ、良い話になったんじゃないかなぁと思います。

名前: PM ¦ 19:59, Monday, Aug 10, 2009 ×


 丁寧に書かれていて雰囲気があると思います。

 もうちょっとお話にひねりがあれば良かったかもしれません。
 内容はワリとストレートなので、どうしても書き込みが目立って展開と落ちの弱さが目だってしまいましたね。

【アイデア】+1、【描写力】+1、【構成力】0、【恐怖度】0

名前: ユージーン ¦ 20:58, Wednesday, Aug 12, 2009 ×


オチの雰囲気が好きなので、読み疲れてしまうのがもったいないなと感じました。
爪のくだりや個々の人物像は、もっと簡素にまとめてもさしつかえなかったと思います。

筆力1 構成1 長さ―1

名前: もりもっつあん ¦ 23:20, Wednesday, Aug 19, 2009 ×


怖かったです。サスペンスものとしても怪奇譚としても、とても好みです。
二人の間の緊迫した空気がよかったですね。読んでいてこちらも肌がピリピリするほど、緊張しました。

特に啀村のキャラクター造形がよかったと思います。
>いつもの鬱々さを潜めさせた陽気なテンション
ここにしみじみとした狂気を感じてしまい、ドキドキしました。

*文体+1 *キャラクター+1
*恐怖+1

名前: げんき ¦ 23:49, Tuesday, Sep 01, 2009 ×


・アイディア±0
 ミステリーとしては大分普通の部類かな、と。遺伝元からのミールワームを除くと、虫(蝉)の使われ方も文量に比べて薄く感じたが、出番が多かったのでセーフ。
・描写と構成+1
 自分ではドアを開けない啀村、「二人とも、ビールはあまり呑まなかった。」など、互いに信用していない感じがして良い。財布、人物描写に絡めたピアス・ノーズリングの伏線や、「そんな人柄だった所為に違いない。」などの叙述トリックらしきものも、展開のための無駄が省かれているように思う。場面転換のテンポもスムーズ。
 談笑前の大溝と啀村の会話は、手早く済ませたかったのだとは思うが、長台詞なので、地の文を挟むか変換するかしないと他から浮いてしまうと思う。
 最後の三人称は、全体を変えないなら、何かナレーションチックな物だと示す記号なり何なりがあれば文体の変化が分かり易かったかと思う。もっと三行空けてみるとか。
・怖さ±0
「この後この二人、殺し合うんだろうなー」的なミステリー風の余韻はあると思うが、プラスにするほど怖くは感じなかった。
・買っても後悔しない魅力±0 可もなく不可もなく。

名前: わごん ¦ 22:07, Wednesday, Sep 16, 2009 ×


重みのある文章表現が雰囲気を出していると思います。なかなかこんな感じに書けませんよね。
最後で問題になってくるピアスですが、啀村ほどの手練れであれば、死体処理時にそのような初歩的なミスを犯すのかと思えますし、ピアスが残る程度のそれであれば警察も証拠を手に入れるのではないかと。

アイデア  0
文章    1
構成   −1
恐怖度    1


名前: 鶴の子 ¦ 21:46, Thursday, Sep 24, 2009 ×


確かに数多くの情報は書き込んであり、それなりの雰囲気はあるのですが、物語として最も肝心な【生きた人間】が描写できていないのではないでしょうか。その為、これだけの量にも拘らず、誰もが読み疲れるのだと思います。

発想・1 構成・0 文章・-1 恐怖・0

名前: 三面怪人 ¦ 01:19, Friday, Sep 25, 2009 ×


大溝の心理描写は良く書けていると思います。
半面、啀村は言葉使いが妙に時代がかっていて、違和感があった。(これはこういう話し方をする設定なのかも知れませんが)
啀村が畠窪を殺すに至った経緯や場面も書いてあればもう少し恐怖や緊迫感が出たと思う。

名前: 水本しげろ ¦ 21:40, Friday, Sep 25, 2009 ×


恐怖 1
雰囲気 1
セミが窓にぶつかってくる事は、私の家でも頻繁にある事なので、もしもそれが生首だったらと想像すると、ぞっとします。ただ、ミールワームをあまりしっかりと見たことが無いのでよく判りませんが、ピアスが混ざりこめるような大きな虫なのかと、少し気になりました。

名前: 白長須鯨 ¦ 16:46, Monday, Sep 28, 2009 ×


 生首が窓なんかにぶつかったらフツーに割れる気が……生首に恨みがこもってるなら尚更。
 ホラーとサスペンスの統合を狙ったのかな? ちょっと纏まりが悪いですね。でも折角やろうと思いついたんだから、うまくいくまで試してみるといいですよ。がんばれ。

名前: あおいさかな ¦ 20:30, Thursday, Oct 01, 2009 ×


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