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セックスと呪いと馬鹿娘
 ホテルの部屋の扉を開いて電気のスイッチを入れると、そこはまるで十八世紀後半のお城に住む、お姫さまの部屋。
まるで、タイムスリップしたかのようだった。
「きゃあ、いい部屋だね」
 ユミカは大喜びで、天蓋付きのふかふかベッドにダイブを敢行した。
「ぼっすん。ふわふわ。気持ちいいー」
ヒラヒラフリルと白い十字架をあしらった黒ゴスロリのスカートの裾から、真紅のガーターに覆われた真っ白な太腿と尻がちらりと覗く。
俺の『男』は、一撃で心身ともに全開となった。
「ちょっと待って、シャワー…」
「いいじゃんか、久しぶりだし」
 首筋や胸元に舌を這わせると、抵抗する素振りはなくなり、案の定、ユミカは黙って目を閉じて俺の愛撫にその身を委ね始める。
 スカートの内側に滑り込ませた右手を探ると、ひくひくと四肢を突っ張り、桃色のぷっくりした唇から「ああ」と喘ぎ声を漏らす。

相変わらず反応よし。ユミカちゃんは、いい女だな。

そうなのだ。こいつは本当にいい女なのだ。
栗色の長い髪。お人形さんのように作りの愛らしい顔。くびれた細いウェスト、子鹿のようにすんなり伸びた長い足。小振りだけと形のいいバスト。きゅっと引き締まったヒップライン。
そんなナイスバディを黒ゴスファッションで固めたユミカはもう無敵。
すれ違う男どもが、歓喜と羨望の眼差しで、必ず振り返る。
うっは、したい、やりたいと声が聞こえて来そうだ。
しかし、ユミカの凄いのは、それだけではない。寝れば寝たで最高なのだ。
具合が良すぎるのだ。昇天するとは、まさにあの事なのだ。
しかも終った後の、あの甘い笑顔。天国で天使とセックスした気分になる。
本当最高。

俺は彼女の太腿を押し開いて、着衣での第一ラウンドを開始した。
小刻みに腰を動かして、ユミカの好きな、ニイ、ニイ、サン、のリズム。
ふうう、と全身を痙攣させると次に備え、唇を結ぶ。
抱き抱えた足を直角に持ち上げて、そのまま一気に攻め込むと、彼女は素敵な歓喜の美声を張り上げた。
もう最高。
ユミカの中で果てる寸前、俺は奇妙なものを見た。
俺とユミカの絡み合うクイーンサイズのベッドの脇で、リオのカーニバルの飾りみたいな鳥の羽をあしらった冠を被る、上半身裸の腰巻の男。
スペインとかメキシコとか、南アメリカ系の顔立ち。
そいつがこちらを指差し、しきりに怒っている。

「…んぐ、んがくゆぅんぷくうど・あとらっくなちゃ・ぐるるふんぐるいあとなっくなちゃ・いずかー・んぐんかせゆぐ…」

何言ってるかわからない。
そんな事より。
ユミカちゃんの心地よい叫びが、俺を昇天させた。

「ケンゴったら、ひ・ど・いー、シャワーくらい浴びさせてよー」
第一ラウンドが終了すると、ベッドで横たわる俺の横で、ユミカは甘ったるく文句を放つ。
そのまま黒ゴス服と赤いガーターをぽいと脱ぎ捨て、素っ裸になった。
(何がシャワーくらいだよ、やる気まんまんじゃん)
俺は、さっきの見たものについて、ユミカに質問してみた。
「なあ、オマエ、最近どっかのブラジル人とかメキシコ人とかと寝なかった?」
「えー、ケンゴ、何でそれ知ってんの?」
長い髪に覆われた型のいい乳房と、陶磁器のような肌と、股間の薄い毛が艶かしい。
 俺のはというと、いま果てたばかりなのに、もう二度目の戦闘開始に備えている。
「それってよぉ、何か、オマエが言ってた相談とかと関係なくない?」
「えー、どぉしてぇ?」

そう、このユミカにはひとつ残念な部分がある。ともかく身持ちが悪い。
その日の気分で、どんな相手にも許しちゃうのだ。
こんなに綺麗で、こんなに可愛くて、こんなに無邪気なのに、おつむだけが緩い。
気付けば、すぐに他の男とホテル直行便である。

(だぁってぇ、しつこいんだもん…)

尻尾を掴んで問い正せば、返って来る返事は必ずこれ。
しつこく迫ってやらせて貰えるなら、俺だってどんな女にもしつこくするぞ。
はっきり言って、これは辛い。
こんなに綺麗で、こんなに可愛くて、こんなに無邪気で、あんなに具合のいいものを持ってるユミカが、バーコード中年とホテルにしけ込むのを目撃してみろ。
若さと勢いだけが取り柄の、十代のガキと腕組んでるのを目撃してみろ。
でかいだけが××な×人と、激しくチューなんかしてるところを目撃してみろ。
男ってのは独占欲が強い。
その心理の裏側ってのは、女に頼られたいってのがあるんだろうと思う。
そいつをけっちょんけちょんに踏み躙る行為を、ユミカは笑顔でやってのける。
俺がユミカと別れた理由はそれだ。
そして、今回の相談事の原因も、そいつが深く関係しているっぼい。

「やった男が全員行方不明とか言ってたろ?どこかのチームが拉致とか監禁とか思ってたが、どうも様子が違うみたいだぞ」
「そりゃそーだよ。した後に服だけ残してどっか消えちゃうんだから、拉致とかじゃないってば、それにさあ、セックス終ったあと、何か変なんだよねー」
「おい、そんなの初耳だぞ」
腿の内側を探ると、ユミカはああ、と嗚咽の声を漏らした。
「変な奴がそこに立ってやがった。頭に鳥の羽くっつけた外人だ。ブラジルとかメキシコとかあっちの…」
「あー、じゃあサンチェスかもしんない」
桃色の乳首をくりくり舐めがら訊ねると、ユミカは喘ぎながらそう答えた。
「サンチェスだあ?」
「うん、半月くらい前に渋谷で知り合った男。こいつヒドイ奴なんだよー」
「なんだあ、ヒドイって、どうよ?」
右手を捻ったり捏ねたりする都度、ユミカの息が荒くなる。
「一回寝たら、何かよく判んないけど、カタコトの日本語で、お前はオレの女だとか、契りがあるとか、結婚してくれとか、すんごいしつこいの。いろんなところで待ち伏せしたり、ユミカと一緒にいる男の子に絡んできたり、もう最低」
最低なのはオマエだろ、馬鹿女。
俺が一気に突き込むと、ユミカは歓喜の悲鳴を上げた。
「で、それで、どうしたのよ?」
「ナオキとサブローにボコってもらった」
本当かよ?あいつらともしてたのかよ?
「そうしたら、数日後にそいつから宅配便が届いてさあ、なか開けたらユミカの大好きなヴィトンのバッグ入ってて、大喜びで開けたら、箱の中にでっかいクモが入ってたの。手咬まれてすっごい腫れちゃってさあ。毒グモだったんだよ。ほら見て見てここ、まだ咬まれた跡、残ってるー」
「クモ?」
「あとさあ、ヘタクソな日本語で手紙が添えてあって、「コノクモハ『セアカゴケグモ』トイイマス。アナタトネタヒト、ノロワレマス」って書いてあってさあ、気持ち悪い。んで、また二人に探してもらったんだけど、サンチェス、神田川に飛び込んで自殺しちゃったんだって。何か意味わかんない」
「あのさあ、まさか、その行方不明になってる奴らの中に、ナオキとサブロー、入ってんのかよ?」
「当たり。ビンゴー」
何だかヤバイ具合になって来たような気がする。
こいつはどうやら腕っ節とかで解決する問題ではなさそうだ。
する事をとっとと済ませて退散した方がいい。
俺はユミカの張りのある乳房を揉みしだくと、体位を正常位に入れ替えた。
例のニイ、ニイ、サンのタイミングを繰り返しながら、力を込める。
反射的にユミカの四肢が、俺の背中に絡んだ。
全身を痙攣させて絶頂の叫びを放つ。
不意に、甘美な感触が下半身に走った。
うおお。
何だ、これ?
吸い付く様な快感。全身の力が緩み、俺はユミカに思い切り放っていた。
放って放って、放つものがなくなると、俺は尿まで放った。
ああ、全身が蕩ける。
胸の下では、ユミカがまだ叫んでいた。

ああ、ああ、あああ。

何だこれ?
やけにあそこの吸い付きよくね?
こいつの手足、真っ黒で毛むくじゃらじゃん?それに本数多くね?
俺は八本の黒い脚に巻かれながら、自分の下半身を見た。
ひっくり返った状態のバカでかいクモが、俺のを咥え込んでいる。
俺がユミカと思って挿入したのは、クモの口だった。
割れ目のような縦割りの口の両側に、真珠のような八個の目が光っている。
ユミカの顔と思ったものは、そいつの腹だ。
いや、違う。クモの腹の裏にあたる部分に顔があるのだ。
快感に身を委ね切って喘ぎ洩らす、ユミカの顔が。
あああ。あああ。
クモが割れ目を収縮すると、しゃりしゃり音がして、俺の身体が沈んで行く。
腹の女は、いく、いくと恍惚の表情だ。
クモの全身は痙攣し、身体が呑み込まれる。
ああ、いい。
気持ちいい。
気持ちいいし、どうでもいい。
俺、
俺は…、


絶頂の域から舞い戻ったユミカは、再び自分だけがホテルのベッドに取り残されている事に気が付いた。
「おーい、ケンゴ、ケンゴくん?どこ行った?」
 裸のまま起き上がり、部屋の中をうろうろと歩き回る。
「トイレかな?お風呂場かな?」
 彼のジーンズやTシャツは、傍らのソファの上に脱ぎ捨てられたままだし、バッグもそのままになっていた。
一応部屋のドアを確かめてみたが、ドアロックもチェーンもきちんと掛かっていた。
「ええー、またじゃん?なにこれー?どうなってんの?」
 そこで彼女は胃の辺りを摩りながら、ケンジに言いそびれていた、ある事柄を再び思い起こしていた。
「何か、いっつも、終ったあとお腹いっぱいなのよね」

【セアカゴケグモ】
有毒の小型のクモ。本来日本には存在しなかった外来種。
ゴケグモの英名「window spider(クモの未亡人)」は、交尾後にオスグモがメスグモに卵を産むための必要な蛋白源として、捕食されてしまう事に由来している。



10:38, Monday, Sep 14, 2009 ¦ 固定リンク ¦ 講評(13) ¦ 講評を書く ¦ トラックバック(4) ¦ 携帯


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なかなか面白い発想である。ただ普通に喰らうのではなく、逃げられないために快感を与え、捕食を捕食と悟られぬまま喰らうとは。取り憑かれた女は何も気付いていないところが、何とも根が深い。女と、女に近づく男に呪いを掛けたという訳か。サンチェス、まるでシャーマン ... 続きを読む

受信: 22:23, Saturday, Sep 26, 2009

■講評

羽の生えた外人ってとこで「幸運の資格」とのリンクかと思ったのですが違うみたいですね。だとするとなぜサンチェスが化けて出たのかが分かりません。
軽い文体に引っ張られながら読み進み、最後の捕食シーンには一段性として強い嫌悪感と恐怖を覚えました。
展開は予想できたけれど描写が予想外で、読ませる一作だと思います。

描写+1
展開-1
恐怖+1

名前: もりもっつあん ¦ 19:10, Thursday, Sep 17, 2009 ×


かわいいです><
美少女への愛がよく伝わってくる書き方です。描写について勉強になります。お話としては弱いけど、描写が評価できます。
遺伝元は美少女と穴が出てくる話だったけど、この穴は美少女の下の(ry

名前: あおいさかな ¦ 22:19, Friday, Sep 18, 2009 ×


・アイディア±0
 呪いの内容自体はありがちに思う。ユミカの身持ちの悪さなどは、少し個性的に感じた。
 また個人的に、創作ホラーの大会で「あとらっくなちゃ」とか、まんま暗黒神話の用語を出されると、とても萎える。オリジナリティ大幅減というか。書かれた方は、民話の鬼や土蜘蛛程度の気分で使っていたのかもしれないが。
・描写と構成+1
 描写。水準をそつなく満たしている感じ。しかし、描写によるアイディアの装飾などについて加点する(コミカルな身持ちの悪さ、クモ化・腹の裏にあるユミカの顔など)。
 構成。性行為の描写が全体にあって、それがそのままユミカの話や結末に繋がっている書き方は、纏まりが有って良いと思う。

・怖さ+0.5
 ユミカがクモに変わって「俺のを咥え込んでいる」シーン、インパクトがあってかなり嫌だった。のだが、ちょいと描写が、それまでの行為の長さに比べて物足りない。すぐに食べ始めず、その状態から口淫奉仕的に主人公を最後まで導いたりするシーンが続けてあると、完璧だったかと思う。
 主人公が気持ちよくなっているのは、嫌度が増して、良い。
・買っても後悔しない魅力+0.5 内容は良いと思ったのだが、まんま暗黒神話の用語を使っている作品を、素直に誉めたくはない。創作ホラーの敗北になる、と言うと大袈裟だが。
 暗黒神話的雰囲気は好き、しかしまんまの作品を出されると、巣に引っ込んでいろ、と思ってしまう。たかが一語で目くじら立て過ぎだが、この微妙なファン心理を、どうかご理解いただきたく思う。

名前: わごん ¦ 22:48, Tuesday, Sep 22, 2009 ×


発想0 文章+1 構成+1 恐怖0
内容自体あまり好みではないのですが、話の運び方や、オチもすっきりしていて作者の技量を感じさせますね。
セアカゴケグモの説明が蛇足なのと、あと、性描写が少し中途半端かと思います。
どうせなら官能小説並みに濡れた描写をしていただきたかったところです。

名前: 戯作三昧 ¦ 01:48, Wednesday, Sep 23, 2009 ×


良いですね。
読み易く、主人公の心情もよく伝わってきます。
何より、最後まで主人公の名前を間違えて呼んでいたユミカの馬鹿っぷりに思わず噴出してしまいました。
全体的にコミカルに仕上げてあるため、怖さはありませんでしたが面白かったです。

名前: PM ¦ 19:23, Wednesday, Sep 23, 2009 ×


まずタイトルがすごくいい!
本文も気持ちのいい流れを持っていて、言葉選びのセンスというかそういう感性的なものがとても好みです。ユミカとケンジのキャラクターも生きていて、コミックテイストな部分もありますがすごくリアルに感じられました。

>本当かよ?あいつらともしてたのかよ?
二人のやり取りがずっと楽しかったのですが、ケンジのこの独白では噴かずにはいられませんでした。

*文章+1 *ユミカとケンジ+1
*恐怖−1

名前: げんき ¦ 23:48, Wednesday, Sep 23, 2009 ×


恐怖度1
文章力1
構成力1
アイデア1
非常に面白くて、笑えました。
ユミカのとことん馬鹿っぷりがある意味恐ろしかったです。
リアルな文章と描写に迫力があって思わずぐいぐいと話に引き込まれました。
最後のオチに思わずなるほどと唸ってしまいました。
恐怖と笑いは紙一重という感じの大変良くできた作品だと思います。

名前: 妖面美夜 ¦ 19:56, Thursday, Sep 24, 2009 ×


すみませんが普通すぎて、妄想全開のエロシーンが長々と、極めて直球に終わった感じでした。

名前: 気まぐれルート66 ¦ 00:04, Friday, Sep 25, 2009 ×


虫の大会ですので、交尾の後は喰われちゃうんだろうと思ってましたが、喰われ方と喰う主体にそれぞれ工夫があって面白かったです。
あとユミカちゃんのお馬鹿っぷりはよく描けており、妙な空虚感というか救いのなさを感じました。

アイデア    0
文章      1
構成      0
恐怖度      1


名前: 鶴の子 ¦ 21:28, Monday, Sep 28, 2009 ×


キャラが立っているとは、このことでしょうか。ユミカの馬鹿っぷりが見事に表現されていました。 食われ方にも一工夫あり、好感が持てます。
最後のオチをこのような説明文に頼る方法は良し悪しです。さりげなく、文章に紛れ込ませておければ最高ですが、なかなか至難の業だとは思います。

発想・1 構成・0 文章・-1 恐怖・1

名前: 三面怪人 ¦ 22:58, Monday, Sep 28, 2009 ×


 非常に丁寧な描写で。
 おみごとです。^^;

 アイディアとしては特にひねりもなく、そのまま終わっているので、あとはこれにどうひねりを入れるかでしょう。
 虫に喰われるなら、もっと違う何かを犯人と思わせるようなミスリードが必要になります。
 彼女のかわいらしさが罠なんだとしたら、それと背反する要素を入れ込んでやる必要があります。
 なかなか面倒で大変な作業ですが、慣れれば大したことじゃありません。
 大事なのはそうした思考のパターンを習慣づけて、いかに読者を上手にだますのか、楽しませるのか、を意識する事ですね。

【アイデア】+1、【描写力】+1、【構成力】0、【恐怖度】0

名前: ユージーン ¦ 18:47, Tuesday, Sep 29, 2009 ×


馬鹿娘のユミカと、やはり程度は同じでなかろうかのケンジの掛け合いが信条の作品ですが、そつなく纏めてあると思います。どうぜならもっと躊躇いなく官能的に、と思ってしまうのは性なのでしょうか?話がややストレートに落ちている事と、謎の外人サンチェスについてもう少し触れていても良かったのでは?というのでこの評価で。

名前: 籠 三蔵 ¦ 07:04, Wednesday, Sep 30, 2009 ×


とにかく題。目立ちます。
いろんな話があって、どれを読もうかと悩んだ時にはやはり題で選んでしまいます。
今回の作品群の中で、題を見て強烈に読みたくなったのはこの作品が一番でしたね。
(私は、作品と同じくらい題は重要だと思っています)

文章も面白く、官能小説一歩手前で止めてあるのが上手だと思います。
ただ、アイデアはあまりひねりがなく感じたかな。題のインパクトが強すぎて。

名前: 六条麦茶 ¦ 23:22, Thursday, Oct 01, 2009 ×


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