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右手


 窓から差し込む月明かりの照らすベッドの上で私は眠っていた。
 その右手の人差し指の先から白く透き通った細い糸状の物が這い出る。まるで苦しんでいるかのように身をよじりながら少しずつ、少しずつ。
 その様子をもう一人の私が空中から見おろしていた。
 半透明のそいつはようやくすっかり抜け出すと、今度はベッドの端まで行って転がり落ち、床の上を進みはじめる。最初はゆっくり。慣れるに従って徐々に上手に、まるで蛇のように身体をうねらせながらライトグレーのじゅうたんの毛の間を縫うように滑って行く。寝室のドアの下、床との狭い隙間を抜けて冷たい廊下に出ると今度は板張りの上を時には横向きになって転がるようにしながらどんどん目的地へ近づいていく。
 子供部屋の前まで到達したそれは、今度は子供部屋のドアの隙間に先端を突っ込んだ。そこには目も口もない。本当にただの糸にしか見えないがはっきりとした意志の存在が感じられる。



 そこで目が覚めた。
 これは夢だ。そう自分に言い聞かせるが、身体の震えが止まらない。なぜならそれがただの夢ではないと私自身が知っているからだ。
 私の見る夢は必ず現実になるからだ。
 身体を起こして気を落ち着かせている間、隣で眠っている夫は静かに寝息を立てていた。眠りが深く、ちょっとゆすったぐらいでは起きないため朝は苦労する事が多いが、こんな時は目を覚まさないでくれて助かる。



 子供の頃、やはり夢を見た。それは観光バスが崖から落ちて乗客がみな死んでしまう夢だった。そのバスには私の同級生と担任の教師が乗っていた。
 そしてその夢は実際にそのとおりになった。
 遠足の前日、事故が起きるからバスに乗らないようにとみんなを説得しようとしたが無駄だった。
 私はひどい癇癪持ちで、いつも泣き喚いてはクラスのみんなや担任の教師に迷惑をかけていたため、またおかしなことを言いはじめたと相手にされなかったのだ。
 その時も私は涙を流し、地面を転がって砂ぼこりだらけになりながら大声で訴えたが担任の中年の女教師は半分は困惑し、半分は不思議そうな顔で見おろしていた。きっと私の顔は涙や鼻水で濡れ、黒い砂ぼこりでしま模様ができていた事だろう。
 翌日、私は学校を仮病でサボったおかげで助かった。



 クラスメートを一度に失った私は違うクラスに編入される事になった。
 それがはじまりだった。
 見ず知らずの子供たちにとって外部から突然やってきた私は異分子であり排除の対象になった。子供を失った親たちは一人だけ生き残った私の事を憎しみの目でにらみ、そうでない親たちも遠巻きにする。前日に騒ぎを起こしてた事もどこかから伝わっていた。
 いつの間にか私は「悪魔」と呼ばれるようになっていた。

 理由がもうひとつあった。それは私の右手だ。
 人差し指の少し下から小指の下まで手の平と手の甲にまっすぐに横に線が走っている。線の下は普通だったが、線の上は青みがかっている。左手と比べるとはっきりわかるほど指が細い。
 私はその少し前に右手の半分を事故で失ったのだ。幸い、やはり事故で死んだ子供から提供された手の移植を受ける事ができた。
 リハビリは大変だったが、おかげで動かすのに支障は無い。だが元通りとは行かなかった。その手が普通でないのは誰の目にも明らかだった。
 私が夢を見るようになったのはそれからだった。
 普段は夢を見ないが、夢を見た時は必ずそれが現実になる。

 新しいクラスメートたちにとって、その不気味な右手こそが私が悪魔である証拠だった。
 元のクラスメートたちは私がその手のせいでどれだけ苦労したのか良く知っていた。だから誰も私の手の事をバカにしたりはしなかった。今にして思えば、担任教師は私がいない所で子供たちを諭(さと)してくれていたのだろう。彼らがいなくなるまで私は自分がいかに気づかわれていたのかまったくわかっていなかった。

 でも私はこの右手が大好きだった。新しい右手が付いた時の両親の喜びようは大変な物だった。涙を流し、いつもこの手に祈っていた。決して拒絶反応を起こさないように、ずっと私の右手でいてくれるように、と。そしていつも私の手を見る度に私の右手をやさしくさすってくれた。
 そしてもうひとつ私の右手には変わった特技があった。
 トンボを呼ぶのだ。
 夏になるとどこからともなくやってくる。そして私がそっと人差し指を立てると待ってましたとばかりにその先端に止まる。私がどんなに顔を近づけても決して逃げようとしない。忙しそうに顔を掃除したり、じっと羽を広げて首をひねって辺りを見まわしている。
 トンボだけではない。トンボが一番多かったが、時には白い小さな蝶やてんとう虫、バッタが飛び跳ねて止まった事もある。小さな虫たちが私を魅了した。
 右手の人差し指は幸運の印だった。



 クラスを移って1月ほどたった頃だった。
 昼休み。私は何もする事がない。崖の下に消えたクラスメートたちの事を思い出しながら一人でじっと校庭を眺めていた。
 ふいに右手の甲に激しい痛みを感じて髪の毛が逆立つ。
 振り返ると、クラスの男子の一人が透明な30センチ定規を自分の左手の平にぴたぴたあてながら薄笑いを浮かべていた。すぐ後ろでさらに3人がコピーしてきたような笑いを顔に貼り付けていた。バカの制服みたいな汚らしい白のシャツが斜めにズレているのを見ているとそれだけで吐き気がしてくる。
 手の甲の定規の跡が盛り上がり、皮膚の下に肉を針で突いたような小さな赤い染みが浮かんでくる。冷たい秋風が染みてじんじんと痛んだ。
「私はあなたを絶対に許さない。あんたなんかがこの右手に触れる資格はない。あなたを殺す! 絶対に!」
 気づくと私は右手の人差し指を定規を持った同級生に突きつけていた。
 そのまま学校を飛び出し、ちょうど買い物から帰ってきた母に飛びついて泣いた。泣きつかれてそのまま翌朝まで眠ってしまった。



 学校を飛び出した日の放課後、私が指差した男子が校庭の遊具から落ちて右腕を骨折した。
 それ以来、二度とクラスメートから嫌がらせを受ける事はなくなった。上ばきを隠されたりノートに落書きされたり、靴の中に泥を入れられたり、黒板消しを使ってイスや机をチョークの粉で真っ白にされる事もなくなった。
 そのかわり誰も私と視線を合わせようとしない。決して近づこうとしない。間違って私の机に当たったり、イスに座ったりしそうになると恐怖に顔を引きつらせて跳び退く。
 これならイタズラされていた頃の方がまだマシだった。
 私は彼らにとって本当に「悪魔」になったのだった。

 唯一の慰めだったトンボたちが冬を告げる冷たい風とともに姿を消す頃、私は転校した。
 両親も子供を失った親たちの冷たい視線に堪え切れなくなったのだった。







 自分の指から這い出る白く細い半透明な虫の夢を見るようになったのは息子が3歳を過ぎた頃だった。
 夢を見る度に虫は少しずつ子供部屋に近づいて行く。
 日曜日の午後。
 思い切ってその夢の事を相談する事にして約束の喫茶店へと出向いた。
 知り合いを通じて紹介された人物は特に何の変てつもないダークスーツを着た男だった。そこらのサラリーマンと何も変わらない。少し顔色が青白いのを除けば地味な顔だちで、目をつぶったらすぐに忘れてしまいそうだった。
 電話で話していた相談内容を確認すると男はすぐに答えを出した。
 それは「疳(かん)の虫」と呼ばれる物であるらしい。子供が夜泣きしたり、ひどい癇癪を起こすのはこの虫のせいだと言う。子供の頃の私そのままだ。
 それが私の身体を離れ、今度は私の子供に乗り移ろうというのだ。そう言うと相手はそっけなく否定した。
「疳の虫が人から人に移動するなんて聞いたことがないね。ただの夢ですよ」
 私の夢が間違えるという事はないと説明するが理解してくれないようだった。現実離れした疳の虫とか霊とかを語る人間のくせに私の夢の話を理解しようとしないなんて。
「あなたの夢がどうあれ、ありえない事はどうしたってありえない。大丈夫。息子さんがそのぐらいの年になっても静かなら何も起きませんよ。万が一の時はその子から虫を抜きますから」
 男によると疳の虫は簡単な方法で抜く事ができるという。
 私は釈然としない思いのまま家へと帰った。



 家では夫が待っていた。
 彼は私の右手を取るとそっと口唇を付けた。私の右手は彼のお気に入りでもあった。いつも映画に出てくるキザ男みたいに手の甲にキスをする。ライトグレーのスウェットの上下でなければもう少し格好もつくのにね。お昼に用意してあったカレーを食べた時に飛んだらしい胸の所の小さな黄色い染みがまるで子供のようだ。
 彼の優しさのあらわれと思うととてもうれしかったが、同時にこの手が呼び寄せるのがトンボだけではないのかもしれないという複雑な思いも浮かぶ。彼は私には過ぎた夫だ。背がすらりと高く、ハンサムというほどではないが落ち付いた雰囲気を醸し出す優しい目は、結婚して5年も立つのに今もどきりとさせられる事がある。役所勤めで帰りが遅いこともあったが私を心配させる事はなかった。
 戸惑う私を見ると、彼は決まって「そんなに照れなくてもいいじゃないか」と笑う。よく知らない男なら、どこかおかしいんじゃないかと思うくらいだ。
 夕食の後の時間を夫とともにハリウッド映画のDVDを見ながらすごしていても、私が考えているのはあの夢の事だった。



 それから、いろいろな人に声をかけては何か知っていそうな人に相談を持ちかけた。
 インターネットで詳しそうな人に相談したり、時には自称霊能者に頼んだり。
 占いに頼ったりもした。
 だが、答えはやはり疳の虫というばかりで、夢も虫のせいで見るのではないか、という事だった。
 ただの夢だ、と。

 右手は私にとっては幸運を運んでくれたが、同時に苦労を持ち込んだのもこの右手だった。夢で未来の事がわかるのは時にはありがたいが、私がのけ者にされる事が多かったのもこの手のせいだ。クラス替えの度になじむのにとても苦労する事になる。
 癇癪を起こし、泣き叫ぶ私に母はいつも優しくしてくれたが、そのせいでいつも周囲に溶け込めず、学校の成績も良くなかった。
 また避けがたい運命を知るのは時には残酷な事もある。
 夢は父の死を予告したが、どうすることもできなかった。父はガンで若くして亡くなったが、夢が教えてくれた時、既にガンは取り返しがつかないほど蝕んでいた。



 そして同級生の右腕を骨折させて以来、私は癇癪を起こさなくなった。以前のように激怒の発作に襲われたり、ひどく落ち込んだりもしない。今でも自分の少し短気な所に苦笑いしたくはなるが声を荒げるような事はない。
 自分の右手に潜む力がいつか人を殺してしまうかもしれない。そう思うと何をしていても冷たい物が背筋這い上がってくる。いつも少し離れた所から赤の他人のような目で自分を見つめるもう一人自分。激しい感情がわき上がるほど、何をしでかすかわからないどうしようもない不安が強いブレーキをかける。
 幸運の印は呪いの十字架となって私の人生に重くのしかかるようになった。
 おかげでひどかった学校の成績は中学に入ってからずっとマシになり、落ち着きを得た事を両親は喜んでくれたが、その理由を説明する訳にもいかず、いつもどこか上の空で過ごす事が多くなった。
 そうなると近寄ってくる虫たちも不快な事実を思い出せる嫌味な存在に思えてくる。
 今でもしつこくまとわり付くトンボを追い払う度に自分が決してこの手の力から逃れられない事を見せつけられるようで気が重くなるのだ。



 この手がなくなればいい。そんな事も考えるようになる。どうせ一度は失った手だ。もう役目を終えてもいい時期かもしれない。今まで良く役に立ってくれた。
 気づくとじっとミキサーの底で回転している刃を見つめていた。朝日を反射してトンボの羽みたいにやさしく銀色に輝いている。
「なあ。カギ見なかったか? どこに置いたんだろう」
 振り返るとキッチンの入り口にスーツ姿の夫がいた。
「もう出かけたんじゃなかったの? 遅刻するじゃない」
「そうなんだけどさ」
 そう言って困ったような顔をする。
「キッチンにある訳ないし。ちゃんと探したの?」
「もう一度探してみるよ」
 キッチンから出ようとして振り返る。
「なあ。あんまり考え込むなよ。夢だろ? 大丈夫。何てことないよ。何かあったらオレが何とかするって」
 自分のカギを見つけることもできないのに? と思ったが口にはしなかった。
 夢のことでぎくしゃくしているのはわかっていたがどうすることもできなかった。
 虫はもう子供の眠っているベッドの上に這い上がろうとしている。





 私が最後に頼ったのは母だった。
 父の亡くなった後、生命保険の保険金と処分した工場のおかげで母はアパートを経営し、和室から丁寧に手入れされた庭を眺めて暮らしていた。「もう悲しい思いはしたくないから」と独身で通している。
 母は静かに話を聞いてくれた。子供の頃、泣きながら帰るといつもそうしてくれたように。
 今までの事を全て打ち明けた後に母が話してくれた内容はまったく意外なものだった。
「あなたの手は移植されたものじゃないの。あなたの手よ」
 移植手術を受けたというのは私の思い違いだったのだ。

 子供にはありがちな事とはいえ衝撃的だった。私はいつの間にか、移植手術というありもしない幻想をでっち上げ、全てをこの右手のせいにしていたのだ。そうして無意識のうちに心のバランスをとろうとしていたのかもしれない。
「お父さんのやっていた印刷工場に行った時に私がちょっと目を離した隙に手を機械に挟まれてしまって……すぐに病院でつなぎなおしてくれたおかげでなんとかなったんだけど……見た目が違っているのはつなぐまでに少し時間がたってしまったせいなの。本当にごめんなさいね。私が不注意だったばかりにあなたに苦労させてしまって」
 不思議な力は手のせいじゃなかった。じゃあ。なんで……

「あなたをいじめた子に仕返ししたのは私」
 そう言うと立ち上がり、部屋のすみのタンスから真っ白な封筒を取りだした。それから向かいに正座すると封筒を畳の上、私の目の前にそっと置いた。
「でも突き落としたりした訳じゃない。直接、手は下さなかった。この封筒の中にやり方が書いてある。あなたも自分の子供を守るためなら何でもする。その時がくればきっと。これはその時に役に立つから持って行きなさい」
 そう言って私の右手を両手で包み込んで、子供の頃のように優しく撫でてくれた。
「本当に。本当にごめんなさいね。私のせいでこんな事になってしまって。あなたのためにできる事があるなら私はなんでもする。きっと……」





 その夜、私は夢を見た。
 白い半透明の虫はとうとうベビーベッドの柱を登り切った。
 それからベッドの上に飛び降り、子供の指先へと這って行く。
 ベッドに中にいるのは息子ではなかった。
 それはまだ生まれていない娘だった。
 私はこの子を授かるのだ。

 そこで私は目を覚まし、全てを理解する事ができた。この夢は私の手から出た蟲が子供に感染するという事ではなく、母から私へと受け継がれたものが、新たに生まれてくる娘に受け継がれる。そう教えようとしていたのだ。妊娠検査をすればはっきりするだろう。
 身体を起こして夫の顔を見おろすと静かに寝息を立てていた。今はゆっくりとお眠りなさい。今度の子供はひどい夜泣きであなたを今までに経験した事が無いほどひどい寝不足にさせるだろう。
 夫の冷たい額にそっと口唇を付けると、いつものように冷たい物が背筋を這い上がるかわりに甘い香りで体の中が満たされるのを感じた。

 何もかもがこの右手に引き寄せられてくる。
 不注意で私の手を傷つけた母はその事を一生悔い続け、夫は吸い寄せられるようにひざまずいて口づけし、私自身も小さな蟲たちを引き寄せるこの手を気に入っていた。
 娘はいつかこの右手を見て何と言うのだろう?
 そしていつか子供たちに何かがあった時、私は母のようにあの白い封筒を開けて、そこに記された呪いの力で子供たちを守ろうとするのだろうか?

 ふと羽音に気づいて窓を振り返ると、月明かりに照らされた網戸にトンボがしがみ付いてじっとこちらを見ていた。
 時々、コウロギの声に耳をすませるように首をかしげながら。




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ストーリーの流れが、行ったり戻ったりしています。これは読み辛いです。違うクラスになるだけで、見ず知らずというのもちょっと大げさか�... ... 続きを読む

受信: 01:40, Monday, Dec 14, 2009

» 【+1】右手 [せんべい猫のユグドラシルから] ×
 怖さとしては弱いのですが、話にきっちり筋が通ってる感じで、不思議な読後の余韻があります。 解決していない謎がいくつかあるのですが... ... 続きを読む

受信: 22:31, Wednesday, Dec 16, 2009

■講評

それまでは良かったのに、「娘」さんの登場がいきなり過ぎる印象です。
どうしてかは分かりませんが(すみません)ちょっと不意を突かれた感じ。
そして、そこが急な為に積み上げた話が、
総崩れという感じが否めません。
『右手』が関係ないのなら、「それ」は何なのかのヒントとか…。
どうして女に遺伝するのか?のヒントとかがあったら良かった様に思いますし、
本当に変な力について回られて迷惑している人は、それをひた隠しにするものではないでしょうか。もしくはそれに優越感を持つか…。
優越感がチラチラ覗く割に、迷惑しているっぽいのも気持ちがどっちつかずで、
読んでいて何だかモヤモヤします。

名前: ほおづき ¦ 14:18, Tuesday, Dec 15, 2009 ×


淡々とした文章が、静かな雰囲気を醸し出していると感じます。

読み進めるうち、右手の移植が浮いてるな?まさかのブラックジャック先生的な…などと引っかかっていたのですが、ラスト間際の展開で「ああ、なるほど!」と腑に落ちて気持ち良かったです。

*設定+1 *恐怖−1

名前: げんき ¦ 21:30, Wednesday, Dec 16, 2009 ×


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